最近、ソロキャンプ用に新しくテントを購入しました。
購入したテントはOne tigris(ワンタイガー)の「Black Orca(ブラックオルカ)」です。

この記事ではブラックオルカを実際に使ってみて、どんなテントなのか、気になるところはあるのかなどをまとめました。
ソロキャンプや装備のUL化でテントの購入を考えている方、ワンポールテントや薪ストーブをインストールできるテントをお探しの方は必見ですよ。
Onetigris(ワンタイガー)とは
「One tigris」は2014年に設立した比較的新しい中国のブランドです。
テントだけではなく、サバゲー関連のミリタリー系の商品やペット用品など幅広く販売しています。
「One tigris」の読み方は正式には「ワンタイガー」と読みますが、そのまま読むと「ワンティグリス」や「ワンチグリス」とも読むことができますよね。
One tigris公式インスタグラムでは、「ワンティグリス」や「ワンチグリス」と読んでもOKとのことです。
しかし、One tigrisのロゴがトラのマークであることから、この記事では「ワンタイガー」と呼ぶことにします。
ブラックオルカの基本情報
収容人数 | 1~2人用 |
展開サイズ | 直径約320×高さ160cm |
収納サイズ | 直径約17×高さ50cm |
耐水圧 | 約3,000mm |
重量 | 約1.45kg |
素材 | 20Dシリコンコーティングナイロン |
カラーは「ホワイト」と「ブラウン」の2色があり、私はブラックオルカのブラウンを購入しました!
ブラックオルカの特徴
実際にブラックオルカを試し張りしたので、その感想とともにテントの特徴を紹介していきます!
設営簡単のワンポールテント
ワンポールテントはその名の通り、ポール1本でテントが設営できるので、ドーム型のテントと比べて素早く設営することができます。
その設営方法は物凄くシンプルで、以下の4 stepで設営可能。

最後の4step目は風が強い日のみでも良いと思うので、大体は3step目で設営完了です。
初めての設営でも5分程度で完了!驚くほど簡単でした!
ソロキャンプの時はテントの設営が楽だとすごく助かりますよね。

もちろん撤収も簡単で、ポールとペグを抜いて畳むだけ。
テント自体がコンパクトなので持ち上げて”バサバサ”と水滴を落とすこともできます。
雨や雪中でのキャンプだと地面が濡れていたりするので、地面になるべく触れないように撤収できるのも大きな利点だと感じました。
ソロ〜2人まで対応のサイズ感

ブラックオルカは2人用で、幅が約320cmもあるのでコット(キャンプベット)やマットを2脚並べて設置することができます。
ソロキャンプの時は幕内でもスペースが確保できるので快適に過ごすことができますよ。
テントは”使用人数-1人”が快適に過ごせると言われているので、私の場合はソロキャンプ用に使うことにしています。
雨でも安心!耐水圧3,000mm

一般的にテントの耐水圧は1,500mm以上あると良いとされていますが、ブラックオルカの耐水圧はその倍の3,000mmもあります。
カタログスペックを見る限り、雨の日でも十分に使用できそうですね。
実際にブラックオルカを使用した時に雪が降っていましたが、内部に染みることなく、しっかりとした防水性があることがわかりました。
出入り口は1箇所

このテントの出入り口は上面の1箇所のみです。
入口部分は両側に開くことができるので、開放的なレイアウトにもできます。
入り口を固定するストラップもしっかりと付いています。

ストラップ部分には反射素材が使ってあるので夜でも簡単に見つけられそうですね。
2箇所のベンチレーション付き

ベンチレーションは正面と背面に1つずつあり、テント内の空気が淀むことなく循環してくれます。
大型のワンポールテントだと、テントの設営時にベンチレーションを開き忘れると一旦ポールを抜いてベンチレーションを開く必要があります。
ブラックオルカは高さが160cmなのでベンチレーションを開き忘れてもササッと開くことができます。

薪ストーブのインストールが可能

ブラックオルカには薪ストーブの煙突を出すための穴が付いています。
この穴はマジックテープ付きの蓋で開け閉めすることができ、オプションパーツの煙突専用ガードを取り付けることで幕へのダメージを防止できます。
純正で薪ストーブ用の煙突穴が付いているテントが少ない中、さらに1万円台で購入ができるというコストの低さ。

スカート付きでオールシーズン対応

ブラックオルカはペグダウンする位置でスカートの有無が決められます。
夏はスカート無しで通気性を向上、冬はスカートありで寒気を遮断といった使い分けができます。
超軽量でバックパックや登山にも◎
重量はポールを合わせても約1.45kg。
私が所有する山岳用テントの「ハバハバNX」でもポール込みで約1.76kgなので、それよりも軽く、指一本で持ち上げることができます。
この軽さからバックパックでのキャンプや登山でのテント泊にも役立ちそうですね。
テントのメインポールはトレッキングポールでも代用できるので、さらに軽くすることもできます。
※バックパックでもキャンプをしてみたかったので実現に向けて大きく前進しました!
タープとの連結や吊るし張りも可能!

ブラックオルカの頂点部にはロープやカラビナが取り付けられるようにヒモが付いています。
このヒモを使うことでタープの連結が簡単にできます。
また吊るしてテントを張ることも出来るので、メインポールが不要となります。
メインポールがないだけでテント内が広くなり、レイアウトの自由度が増すのでより快適になります。
オプションパーツで機能拡充
ブラックオルカにはインナーテントが付いていませんが、インナーテントがオプションで購入できます。
夏の時期は虫や蚊が多いのでインナーがあると安心して眠れます。
又、薪ストーブの煙突用ガードもオプションパーツとして購入できるので、薪ストーブのインストールを考えている方には必須です。

気になるところ
テントの耐久性
テントの設営時にかなりテンションを掛けることがあるので、テントの生地やペグ止め輪の縫い目等の耐久性が気になりました。
しっかりとした作りで、試し張りでは問題なさそうでしたが、安いテントであることから少し心配になりました。
このあたりは実際に使用していき評価したいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
One tigirsのブラックオルカは、たったの1万円台でオールシーズン使えて、薪ストーブまでインストール可能な高コスパテントです。
さらには1.45kgと超軽量という最強具合。
Amazonのランキングで1位を取る理由がわかりますね。
あなたも高コスパテントの”ブラックオルカ”で出掛けてみませんか?