滋賀県の国道421号線沿いには多くのキャンプ場がありますが、その中でも低価格かつ予約不要で人気な”黄和田キャンプ場”について紹介。
黄和田キャンプ場のおすすめポイントや注意点、周辺の買い出しスポットなど詳しく説明するので、ぜひ最後までご覧ください。
黄和田キャンプ場の基本情報
場所
〒527-0205 滋賀県東近江市黄和田町573
アクセス良好
名古屋方面
大安ICを降りて信号を左折すると左側に「イオン大安店」が見えるので次の交差点を左折し、国道421号線へ。
あとは道なりに20分ほど走れば到着です。
大阪方面
八日市ICを降りてすぐの421号線を右折し道なりに25分ほど走れば到着。
非常に覚えやすくて迷う心配なしです!
アクセス時間
- 名古屋から約70分
- 大阪からは約100分
シンプルかつ安い利用料金
利用料金は極めてシンプルでバイク1台1,000円、車1台2,000円です。
ソロキャンプでも2,000円と低価格なのですごく助かりますね!
車1台で何人も同乗するようなファミリーキャンプや車1台に同乗してのグルキャンには嬉しい料金設定です!
また連泊する際は1泊あたり+1,000円(バイクは500円)でOKなので連休やGWに利用するとお得!
チェックイン/アウトはフリー
このキャンプ場の良いところはチェックインとチェックアウトがないところです!
完全フリーなので土日の両方を十分に使ってキャンプを楽しむことができますよ。
もっとゆっくりしたいけどチェックアウトの時間があって撤収に追われる~ってこともありません。
ここならゆっくりとコーヒーを堪能できます!
予約不要!
キャンプ場の予約は不要なので急に決まったキャンプでも問題なし!
当日の天気や気分で決められるのでありがたいですね!
キャンプ場を予約していても雨だとキャンセルすることが多いですが、ココではそんな心配はいりません。
キャンセル料だけでもキャンプ用品を買えてしまうので正直ありがたいです。
しかし、予約不要で融通が利く一方で土日は混むことが多いです。
そのため”早朝に到着”または”金曜日のうちに到着”が好ましいです!
少し大変ですが、良い場所が取れればキャンプも楽しくなります。
通年利用も可能!
このキャンプ場は冬期の利用ができないと紹介されていることがありますが、それは間違いです。
実際に私は2月中旬に利用しました。
ただ、この地域は冷え込みが激しいのでトイレや炊事場が使用できなくなることもあります。
2月中旬に行った際はたまたま使うことができましたが、使用できなくなっていることもあるので事前にチェックが必要です。
もし、使用できない場合はキャンプ場から徒歩で10分ほどのところに道の駅があるのでそちらのトイレを利用するか、携帯トイレを持参しましょう。
キャンプサイト
このキャンプ場は全面フリーのオートサイトとなっており、広場サイトと林間サイトがあります。
車が横付けできるので、設営・撤収が楽なのはありがたいですね。
すぐに使わないものは車に置いておき、使いたい時にすぐに取り出せるので便利ですよね。
それでは早速、各サイトについて紹介していきます!
広場サイト
キャンプ場に入ってすぐのところに写真のような広場サイトがあります。
ここは全体的に平らで場所を選ばずにテントを設営できそうでした。
地面は砂利と土で少々硬め。
奥に向かうにつれて石が大きくなりますが、大きな石を避ければ問題なくペグは刺さりそうです。
但し、プラスチックのペグでは折れてしまうので鍛造ペグやチタンペグ等の強度のあるペグを使用しましょう。
因みに、私が普段使っているペグは以下ですので参考にしてみてください。
・鍛造ペグ①:ソリットステーク(20cm)/スノーピーク
・鍛造ペグ②:エリッゼステーク(28cm)/ELLISSE
・チタンペグ:チタン製ペグ/Soomloom
林間サイト
林間サイトは木々の合間にテントを張れるスペースがあります。
広くはありませんがグルキャンもできるくらいのスペースはありますよ。
広場サイトと違って日差しを遮るものがあるため、特に真夏は林間サイトの方が人気です。
川に近いのも林間サイトの特徴で川遊びや釣りを楽しみたい方は林間サイトを狙うのがいいです!
林間サイトは少し凸凹していますが基本的には平らです。
地面は砂利や土で土の中に大きめの石が埋まっていることもあり、ペグがうまく刺さらない場所もありました。
なので、広場サイトと同様に強度のあるペグを使用しましょう。
もちろん、ここではハンモックやスラックラインもOKです。
キャンプ場の設備
トイレ
トイレは広場サイトにあるだけなので、林間サイトの奥からは少し遠いです。
簡易水洗トイレで洋式が2箇所、和式が1箇所あります。
受付をしてくれるおじいちゃんおばあちゃんが清掃していて、とても綺麗な状態でした。
炊事場
炊事場は写真のようなシンクがキャンプ場内に点在しています。
広場サイトには3箇所、林間サイトには2箇所あります。
林間サイトには入り口と奥に1箇所ずつと少なく、朝は混み合うことがあるので注意が必要です。
薪販売
このキャンプ場には売店はありませんが、受付で薪のみ購入することができます。
1束500円と良心的な金額です。
薪が売り切れることもあるので早めに購入しておくと良いです。
万が一購入できなかった場合は道の駅「奥永源寺渓流の里」でも購入することができます。
周辺情報
周辺のスーパーマーケット(名古屋方面)
大安ICを降りてすぐのところに「イオン大安店」があります。
イオンを通り過ぎたあたりにもう一店舗「オークワ」というスーパーがあります。
ローカルなスーパーですが規模は大きく、品ぞろえ豊富なのでイオンが混む場合はこちらの方が利便性が良いです。
周辺のスーパーマーケット(大阪方面)
大阪方面からは八日市ICを降りてすぐとところに「マックスバリュー八日市店」があります。
又、キャンプ場とは逆方向ですが、八日市ICを降りてすぐを左折すれば「バロー八日市店」もあります。
マックスバリューとバローは車で7分程度なのでお目当ての食品がなくてもあきらめないでください!
利用時の注意点
①トイレットペーパーがない
黄和田キャンプ場にはトイレはありますが、トイレットペーパーはありません。
このキャンプ場を利用する際は必ずトイレットペーパーを持参しましょう!
持って行かないと手か葉っぱで拭くことになりますのでご注意を!
②風が強いときがある
このキャンプ場は時折り強い風が吹く日があります。
特に冬期に強風が吹き荒れることがあるので要注意です。
30cmのペグも吹き飛ばされるほどの強い風なので、ペグやテントが飛ばされないように石で補強するなどして対策しましょう。
ペグが飛んでいくと非常に危険なので、自身や周りのキャンパーの為にも必ず対策して安全確保に努めてくださいね。
風が強くてどうしようもないときは勇気ある撤退も必要です!
怪我する前やテントが壊れる前に判断しましょう!
③地面に炭があるためテントの設営場所に制限がある
直火OKのキャンプ場なので所々に焚火の跡が残っています。
焼き跡の上でテントやタープを広げると煤が付き汚れてしまいますよね。
煤で汚れると掃除しずらいので焼き跡を避けて設営するのが無難です。
このキャンプ場では地面の状態をしっかり確認して場所を選ぶ必要があります。
嬉しいことに最近は直火OKのキャンプ場でも焚火台を使う方が増えているようですね!
私も必ず焚火台を使うようにしています。
焚火台は地面へのダメージを抑えるだけでなく、焚火後の後処理も楽になるので直火OKでも使うことをオススメします!
④ゴミは持ち帰り
このキャンプ場にはゴミ捨て場がないためすべて持ち帰る必要があります。
そのため、撤収時の事を考えてゴミを入れるスペースを確保する必要があることを覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
注意点はいくつかあるものの、それさえわかっていれば非常に使いやすくて良いキャンプ場です。
設備の充実具合や売店がないことから、初心者向けというよりはある程度キャンプに慣れている人向けのキャンプ場といイメージでした。
以上、”黄和田キャンプ場”の紹介でした。