こんにちは。
今回はキャンプする時にあると便利なアイテム「陣幕」について、QUICK CAMPの陣幕homuraを購入したのでレビューをしていきます!
QUICKCAMPの商品は店頭で見かけることが少なく、実際に見て触る機会がありません。
購入を検討している方に少しでも役に立てばいいなと思い書いていきます。
陣幕とは?
陣幕とは、戦場に陣地を作るために使われた幕で、戦国時代を描いた映画などで戦国武将の後ろに建てられているのを目にしたことがあるのではないでしょうか?
今、この陣幕がキャンプに活用されていて、風除けやプライベート空間の確保に役立てられています。
焚火陣幕homuraとは?
焚火陣幕homuraはQUICKCAMPから販売されている陣幕で、サイズ感や機能性に優れていることから注目され、販売当初は即完売するほどの人気アイテムです。
そんな焚火陣幕homuraについて詳しく見ていきましょう。
使用シーンは?
①風が強い日
風が強い日に焚火をすると薪がすぐに燃えてしまったり、炎が揺れて調理がうまくできなかったり、火の粉や灰が多く飛んだりした経験はありませんか?
陣幕は焚火を風から守ることができるので、風が強い日でもゆっくりと焚火を楽しむことができます。
②プライベート空間を確保したいとき
最近キャンパーの人口が増え、キャンプ場に人が溢れてプライベート空間を確保することが難しく、テントの中が丸見えな時やフリーサイトで仕切りが無いなんてこともしばしば、、
そんな時に陣幕を使うことで、目隠しするだけでなく隣のサイトとの区切りとしても使用することができ、プライベート空間の確保が可能となります。
【レビュー】GOODポイント
①ランタンやツールが引っ掛けられる
焚火陣幕homuraの最大の特徴は、焚火ツールが引っ掛けられるアイアンフレームが付いていることです。
このアイアンハンガーは強度が高く、重量のある鉄フライパンも難なく吊り下げられます。
焚火で使用することを良く考えられている設計でキャンパーの思いが詰まったアイテムだと感じました。
実際に使用すると驚くほど便利で、確実に焚火の快適度が向上しました!
やはり風除けの効果があるだけでなく、ツールハンガーとして使用できるのは嬉しいですよね。
他社の陣幕にはこの機能がなく、私にとってはかなり大きいPOINTでした。
またランタンハンガーも付属していて、雰囲気のあるランタンを引っ掛けるとなおGOODですよ!
②生地がしっかりしている
厚めの生地で、素材はコットン100%なので火の粉に強く、存分に焚火を楽しむことができます。
私の場合は、焚火の近くで少し重たいツールを引っ掛けて使うことが多いですが、この生地の厚みや素材であれば穴が空いたり破れたり等の心配は少しもありません。
生地の端もしっかりと縫い付けられていて、ほつれる心配はなく丈夫な作りとなっています。
③ソロに丁度良いサイズ
陣幕を展開したときのサイズは幅240(上部140)cm×高さ70cmであり、コンパクトでありながらもひとりで焚火を楽しむには十分なサイズ感です。
実際に使ってみたところ2人までなら並んで焚火を楽しむことが出来そうでした。
またサイドパネルを束ねることも可能なので、サイトや状況に合わせてよりコンパクトに使用することができますよ。
④設営が簡単
気になる陣幕の設営方法ですが、驚くほど簡単かつシンプルでした。
キャンプ歴5年の私でも購入前は「どうやって設営するんだろう?」と疑問でした。
いざ、開封して設営手順にしたがってやってみると、、なんと5分程で設営完了しました!
記事の後半に気になる設営方法を説明します!
ちなみに私は初設営であるミスを犯してしまいショックを受けました、、
同じ過ちを犯さないためにも是非チェックしてくださいね!
【レビュー】BADポイント
①構造がしっかりしている分重い
焚火陣幕homuraの重量はおよそ6.2kgでサイズのわりに結構重たく、リュックで行くキャンプに持っていくのは無理ですね。
アイアンフレームが含まれているので仕方がありませんし、女性でも持ち運べる重さなので使うには問題はないと思います。
収納時はφ11cm×L90cm程なので、自宅ではダンベル代わりにトレーニングしてもいいかもしれませんね。
②支柱先端のカバーが頼りない
開封すると支柱先端は薄い合成ゴムのようなキャップで覆われていました。
初期梱包用のキャップなのか収納時に毎回付けるカバーなのかわからないくらいチープで頼りないです。
さらにこのカバーは取り外すときもスムーズにいかない特徴があります。
カバーの材質がゴムのようなものなので収納時は支柱に密着してすっぽりハマりますが、
取り外すときはカバーと支柱の間に真空ができるため、ただ引っ張るだけではなかなか外れないといった難点があります。
私はこれをカバー代わりにして今でも使用していますが、
そろそろやめてカバーを自作するか何かで代用することを考えています。
設営方法
ここからは気になる設営方法について、5つのステップで紹介します。
私がやってしまった重大なミスも紹介するのでその部分でも知っておいてほしいです。
STEP1:中央の支柱を建てる
まずは設営したいところに、中央の支柱を建てていきます。
支柱を建てる方法はシンプルで、支柱をハンマーで叩いて地面に差し込むだけです。
支柱を差し込んだら、幕上部のポケットを被せます。
ここに注意
ハンマーで支柱を叩く前に幕丈上部のポケットを必ず外してください。
私はこれを忘れて初設営で幕が破れました、、
皆さんはこんなことしないように気を付けてくださいね!
STEP2:サイドの支柱を建てる
中央の支柱を建てたのと同じ要領で、サイドの2つの支柱を建てていきます。
STEP3:ハンガーフレームを差し込み、ベルトで調整
全ての支柱が建て終わったら、次はアイアンフレームを差し込んでいきます。
アイアンフレームを追加することで安定感が格段に向上します。
フレームを差し込んだら、両サイドにあるベルトを引っ張り幕のテンションを調節します。
STEP4:サイドフラップをペグダウンする
サイドフラップ下部にはゴムの輪っかがあるのでそこをペグダウンします。
このサイドフラップは束ねても良いので状況に合わせて楽しんでください。
STEP5:幕上部のガイロープをペグダウンする
最後に幕の上部(裏側)に付いているガイロープをペグダウンして補強します。
しっかり支柱を刺していればこのガイロープはペグダウンしなくても平気なぐらい安定していましたよ。
あとはお好みでランタンハンガーを取り付けて、完成です!
まとめ
最近人気が高まっている陣幕。その中でもアイアンハンガーが付属する陣幕は今回紹介したQUICKCAMPの焚火陣幕homuraのみです!
私みたいに夏でも焚火を楽しみたい方は間違いなく『買い』のアイテムですね!